【頚部挫傷】接骨院での施術が中心でも，初回申請で14級9号が認定されました。

車両にて停車中，後方よりノーブレーキで追突され受傷

交通事故治療を積極的に行われている名古屋市の接骨院からのご紹介。
60キロぐらいのスピードで追突され，被害者の方の車両は廃車となるような大きな事故で，「頚部挫傷　右肩打撲　両膝関節打撲」と診断されました。

接骨院での施術が中心で，病院での治療は月約3回

接骨院での施術が中心の方でしたが，ご相談をいただいた時は，症状固定前であったため，後遺障害認定に必要な検査のご案内等を行い，後遺障害診断書作成のポイントもレクチャーすることができたため，おおよそポイントが抑えられた後遺障害診断書が出来てきました。

ポイントをおさえた医療照会回答書を提出した結果、初回申請で14級9号が認定

ご依頼者様には持病があり，さらに後遺障害診断書だけでは今回の事故によるケガの症状，医師の所見等が不足していると思い，
追加で照会回答書を医師に依頼し提出した結果，14級9号が認定されました。

事実，認定の理由にも，「医療照会回答書上，受傷当初から症状の一貫性が認められ，その他受傷態様や治療状況も勘案すれば，将来においても回復が困難と見込まれる障害と捉えられることから，局部に神経症状を残すものとして別表第二第14号9号に該当するものと判断します」と記載されておりました。

行政書士から一言

今回のご依頼者様は，病院への通院回数が週1回も行っておらず，半年で合計17日。
しかも長年持病を患っていらっしゃる方でしたので，特に丁寧な医療調査を行いました。
また，幸い症状固定前にご相談いただいたため，必要な検査のご案内，後遺障害診断書作成のポイントに関しても丁寧にご説明させていただきました。